特集special

いろんな働き方vol.1 結婚・出産・育児と仕事(アイキャッチ軽減対応)

全スタッフの男女比をみると女性の方が多いディーゼロ。
ライフステージの変化において、柔軟で多様な“働き方”が求められるいま、会社で初めての産休・育休取得社員と次に続く女性社員2人が思いを語ります。

 

仕事と家庭の両立は、人生のチャレンジ。

山田 女性社員、多くなりましたね。クリエイティブデザイン部では18人のWebデザイナーのうち12人が女性!私が新卒で入社した2011年当時はまだまだ少なかったんですよ。会社もどんどん成長している頃、当時は、ぶっちゃけ朝から朝まで働く日々でして…。でも好きな仕事をやれているからいいって思っていたんですよね。

岡田 私は2016年5月に入社して今3年目。ちょうど山田さんが産休に入る少し前の頃でした。その5カ月後、10月に夫も同じくディーゼロに入社して…、現時点で結婚している女性社員は私と山田さんだけなんですよね。

山田 パートの方だと何人かいらっしゃいますけど、社員はまだ少ないですね。

山田 私の結婚が決まった時、励まし合いながら頑張っていた同僚の女性社員が辞めてしまったんです。

岡田 20代半ば頃はいろいろ重なりますよね。山田さんも悩んだのでは?

山田 私は結婚しても仕事は続けたかったんですが、今のままの働き方だと両立はできないと思っていました。でも前例がない…。
そこで上司と社長に相談し、時短で働かせてほしいと願い出たんです。多少の残業は良しとして、退社時間を19時に定めてもらいました。
挙式は4月、時短制度も4月から実施でしたのでバタバタでしたね。1日中働きながら結婚式の準備をして…気がついたら、あ、今日結婚式だ(笑)と。

前例がなくても、道はひらけた。

岡田 まだこの業界は家庭と仕事を両立させている実例が少ないですよね。私の夫もディーゼロにいますが、いずれは山田さんのように子育てをしながら正社員で働きたいんです。夫とは公私ずっと一緒で、やりづらさはないですね。家事の役割とかも着々と仕込んでいますし(笑)。
デザイナーとディレクターとそれぞれ役割が違いますが、さして気になりません。同じ志を持つからこそ、仕事と家庭の両立ができているとも思います。でもいずれ子育てとなると…正直不安です。

山田 プログラマー出身の旦那さんですよね。論理立てて話してくれるので説得力が半端なくって!家でも同じ感じですか?

岡田 そうそう(笑)。理詰めで来られると太刀打ちできないんですが、そこがいいんです…。相談にも乗ってくれますし、仕事人としても尊敬しています。会社と家での差はあまり考えたことないですね。毎週金曜日は仕事帰りに二人で飲みに行くって決めているんですけど、ほぼ仕事の話ですよ(笑)。山田さん、夫の案件で困ったことがあったらコソッと私に相談してくれていいですからね。

山田 頼りにしてます(笑)。岡田さんが子育てを不安に思うのも良くわかりますよ。私も結婚して1年後、妊娠が発覚した時はどうしようかと…。正社員にこだわったのは、夫がフリーランスだったことと、他の雇用形態を選択すると業界のイマの雰囲気がわからなくなる、感が鈍くなる!という危機感を感じていたからです。

岡田 山田さんのデザインに懸ける思いも知っていますから、あきらめることなく前例のないことにチャレンジしていったことがスゴイ!と思いますよ。

山田 行かざるを得なかったんです(笑)。その時、総務部がなかったので自分で産休・育休取得について調べて、会社に必要書類を用意してもらいました。ディーゼロにとっても初めてのことですし、互いに模索しながら勉強していく形で実施に持っていくことができました。

復帰までの不安は相談で解決。

岡田 全部切り拓いて行かれたんですね。

山田 ふふ。でも社長はじめ上司の理解があって、自分の意思で出産予定日の1カ月前まで働き、2016年8月に娘を出産しました。産前1カ月、産後9カ月、計10カ月休みましたが、その間、正直焦りましたよ。復帰するための書類の準備や参考になるサイトを見るなどはしていましたが、一番心配だったのは復帰して仕事についていけるだろうか、という点。世の中はどんどん進んでいる!この焦り…。

岡田 ひや~、怖いですね。置いていかれそうな感覚でしょうか。休んでいる間って何をすべきなんでしょうか?

山田 出産後のバタバタが落ち着いて娘が5カ月になった頃の冬、上司に相談したんです。そして復帰するまで毎日2~3時間、在宅で育休制度に抵触しない範囲でリハビリのための仕事をやらせてもらいました。内容は素材の切り抜きやバナーの作成など基本的なもの。それでも手が動かず、Photoshopの使い方もあやふや!でも初心に帰れました。この上司のフォローが自分にとって復帰への安心材料になったのは確かですし、会社の配慮に感謝しています。

山田 復帰してから思うのは「言えばどうにかなる」ということですね。現在、10時から17時までの時短勤務ですが、一番やりやすい方法を上司といろいろ試してるところです。今年5月に総務部が設立されたので、各種手続きがやりやすくなりましたよ。岡田さんは今後どうしていきたいんですか?

岡田 結婚当初は自然と子どもができて…と漠然と考えていました。でも山田さんを見ていると、どんなに大変かがわかるんです。今は入社3年目でWebデザイナーとしてのスキルを磨いている真っ最中。そして、10月から夫が東京で単身赴任することになって…彼もキャリアの階段を上っていく段階。期間は2年と決まっているので、夫とよく話し合ってこの2年間はお互いのブラッシュアップに努めようと決めました。そして2年後に子どものことを考えようと。

“女性の働き方を考えるプロジェクト”発足。

山田 時期やタイミングってありますよね。人によって考え方は違うけれど、入社する社員たちは「好きなことがやりたい」「いいモノをつくりたい」という熱意のある人ばかり。この業界は技術やトレンドがどんどん変わっていくので、その不安から頑張り過ぎちゃう人も多い。年齢を重ねて結婚、出産とライフステージが変わったときに、いろいろな働き方の選択肢があった方がいい。

岡田 そうですね、人が増えるとそれだけ違う価値観も生まれてくる。その多様性を受け入れるしくみが会社にあると安心です。

山田 優秀な女性たちがどんどん活躍し始めてますし、ママ社員が働きやすい職場づくりって、わかりやすい課題だと思うんですよ。

岡田 ディーゼロの会社規模なら先陣切ってやれそうですよね。

山田 社内に保育所をつくって保育士が常駐するとか…夢ですねえ。総務部にも女性社員が入りましたし、社内で日常的に相談できる部署があるともっと働きやすくなる。岡田さんにはグチグチ言っちゃいますけど(笑)。

岡田 でも確実に会社は動いていますよ。今年の春から発足した「女性の働き方を考えるプロジェクト」とか。

山田 岡田さんがリーダーの社内プロジェクトですね。私もメンバーですけど、複数人で話す場があるのは嬉しいです。

岡田 それこそ、山田さんがお一人でされたこと。産休・育休を取得するためにはどんな資料が必要か、などまず知らないことを知るというところからですよね。
今は基礎中の基礎、就業規則を読む、把握するということから始めています。企業で働く以上、自分の興味のある部分ばかりを追求するのではなく、どんな立場の人でも働きやすい環境をつくるために、全員に共通する規則をきっちり把握して意見を出し合っていきたいなぁと。

山田 そう、さっきも言いましたが、言えばどうにかなるんです(笑)。

岡田 そうですね。山田さんのたくましさを見習って、仕事もプロジェクト活動もがんばります!ディーゼロでは社員一人ひとりの意見に影響力があります。今後、入社したいという方の意見もお聞きしたいところ。ぜひ一緒に働きやすい職場をつくっていきたいですね。